リモートコミュニケーションで意識していること
Trial and Error リモートコミュニケーションで意識していること 2020年 06月 24日

「文章会話って大変だね」 コロナの影響で一気に進むリモート化の波。その波が来る前から、文字だけで、しかもやり取りの回数を減らして、正確に情報のやり取りを取るための方法をずっと探し続けています。 時代を先取りしたつもりはありません。ただ、直接の会話が苦手なので、可能な限りリモートでのコミュニケーションで終わらせたいという、引きこもりの苦肉の策です。よかったら見ていってね。 —– —– ★文の構造を丁寧に作る 伝えたいことが長くても短くても、丁寧な言葉の流れを意識しています。例えば、修飾語が修飾している語を勘違いさせてしまうと、こちらが意図したこととは全く違う理解を生んでしまいます。 ★見出し、区切りなどははっきりさせる どんな良い文でも見た目が見づらいと見る気も失せてしまいます。見出しは明確に、しっかりとグループ分け。行の区切りははっきりと。そうすることで情報が順番に目に入ってくるので理解もしやすくなります。 ★よく知らない言葉は使わない 何気なく使ってしまうよく知らない言葉。これらが会話のすれ違いを生むことが多いです。特に最近は横文字がどんどん増えていますね。カタカナなので気軽に使え、かっこいい雰囲気がありますがしっかりと理解していないと、こちらが伝えたいことは相手に正しく伝わりません。意識してみると、案外たくさん使ってることに気づきます。 ★代名詞・接続詞の使い所に注意、句読点で切る 代名詞は便利ですが、使い所を間違えると相手に誤解をさせてしまします。多様は厳禁。接続詞も多用してしまいがち。どんどん文をつなげて長い説明を区切りなく書く人も少なくないと思います。一文はなるべく短く、適した長さで切って整える。 ★ダメ!>それはなぜ?(仕事に対する返事など) 個人的な意見はまず除外して、より客観的な意見で全体が作られるように意識しています。良いか悪いかの話は主観的になってしまうことも多い。ダメ>なぜ? を自分に問いかけ、より具体的な回答を作るようにしています。 ★画像や動画、音など、より具体的な例をつかう 実際のモノを見たり聞いたりしたほうが伝わりやすいのは当然ですよね。実物がなくても簡単なスケッチや、実物に近いものを見せたほうが会話はの流れは円滑です。 ★あえて感情を持たせる 文章でのやり取りだと、感情がなくても感情を想像してしまったりして、不要な摩擦が起こったりもありえます。文にあえて感情をもたせ、余計な気遣いや心的負荷がかからないように心がけます。 ★御礼・謝罪・挨拶は普段よりもしっかりと 文章での会話だと動きや表情で伝わる情報がないのでそっけない印象になります。なので、普段よりも大げさに感情を込めて表現するようにしています。 —– —– 細かくは他にもやってると思いますがパッと思いつくのはこのくらいかな〜。全部をいつもやっているわけじゃないけど、意識はしてますね。ずっとやってると本当に疲れるし、一生文章を作り終えられないんじゃないか、という気になってくる。それでも、僕にとっては文章での会話のほうが、自分の気持ちをより明確に伝えられる気がしています。 みなさんも試行錯誤して、この難所を乗り越えましょう。

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困ったら整理整頓
Trial and Error 困ったら整理整頓 2020年 06月 17日

ベトナムは、隔離だの営業停止命令だの、新型コロナによる騒動が通常生活の一面としては収まってきつつありますが、実際の影響はまだまだ濃く、今後も長引いていきそうです。アフターコロナ、と言われているように、新型コロナがない世界線とは全く違った道へと進んでいくのですね。僕らは変わっていかないといけない。 — — — さて、MOJAのノリです。 歳を重ねると月日がすぎるのが早いですね。ついこの間年が明けたと思ったらもう2020年も半分が過ぎようとしていますね。子供の頃は1年は果てしない時間のように感じていたのに。これも我々の脳が新しい情報、他愛もない情報などを自動的に仕分け、経験した情報をどんどん他愛もない情報に割り振っていっているからでしょう。大した整理能力ですよね。 今日はそんな整理整頓の話を少し。 グラフィックデザインのような仕事をしていると、お客さんが完成形の想定をもっていない場合が結構多いです。その場合、我々が1つの「解」を導き出すお手伝いをさせていただくことになります。 様々な問題の「解」を導くためには、情報を集めその対象の俯瞰視することが重要だと考えいます。どういう商品なのか、どういう会社なのか、どんな従業員が働いているのか……など、様々な角度からの情報を集めます。それで得た大量の情報を、解を導くために整理整頓するのです。 – 似たものは集めて分類分け – 中でも重要なものは選別しておく – 使ってない部分「たまに」程度のものは思い切って捨てる そうして余計なものがなくなり、整理された情報を様々な角度から観察すると、その対象の本質が見えてきます。それをどういう絵に落とし込むかが我々の仕事です。 この整理整頓、グラフィックデザインの業務だけでなく、様々な場面で力を発揮します。乱雑に散らかった情報をまとめ整理し、きれいな流れを作ることで仕事・生活が滞りなく流れる、なんと気持ちの良い風景でしょう。 情報の整理整頓効果はこれだけではありません。一見何の問題もなさそうな物事の問題点を発見することにも使えます。これって実はすごいことで革新を起こすきっかけを見つけるってことです。 けれど、言うがやすし、実際にやってみると本質を見抜くことも、問題を見つけることもそう簡単ではありません。それらに気付くためにの、様々な分野の知識や経験をすること忘れずに。 今日もより良い仕事・より良い生活を求めて、試行錯誤。

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捨ててしまっていいの?他に活かす方法はないの?
Trial and Error 捨ててしまっていいの?他に活かす方法はないの? 2020年 02月 21日

こんにちは。2月もすでに終わろうとしていますね。 年明けから生活の見直しを行っています、ノリです。 最近は、大したものではないですが手作りで色々作ったりしています。 (左:裏紙を使ったノート/右:ハンガーで作ったティッシュボックスハンガー) 物が沢山揃っており、しかも安価に手に入り、インターネットで様々なことが解決できるようになった世の中で、こんなコトしてまで作ったり直したりしなくてもいいんですが、なんか作りたくなってしまうんですよね。 というのも、私の原点がこういう部分にあるのかなと、作りながら思い出しました。 幼いとき、父が工作で道具棚や本棚を作ったり、おもちゃやゲームを直していたのを見様見真似で真似したり。兄が小学校で作ってきた剣の形のペーパーカッターが欲しくて、でも危ないからと言われ触れず、仕方なく釘をライターで炙って熱くして、金槌で叩いて潰して鍛冶屋の真似をして作ったり……(そっちのほうが危ない?笑)。今考えるとなかなか面白い経験をしてきたなと思います。 (裏紙とおもちゃの空き箱で作った息子用のノート) 息子ができて、そんな自分の幼少期を思い出すことも多くなり、その時自分がどう思っていたか、両親はどう接してくれていたかなどを参考にしているうちに、僕が覚えている父の昔の姿と、自分が息子に見せられる姿が重なる瞬間がでてきました。 その中でも自分が「ワクワクしていた瞬間」を積極的に見せていければいいな、と思うようになったことが、最近の行動の元です。 便利になり、削ぎ落とされて洗練されていく生活。そのなかで捨てていくのも悪いことではないと思うけど、ちょっともったいない気がするよね。自分の中で核になるような部分は意識して “変化” させていければいいなと思いました。 MOJAのクリエイティブ、デザインにもこういうモノづくりや手作り感をプラスしていきたいな。 これからも日々、試行錯誤。 のり

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やってきた事は反省すべきことだけじゃないはず
Trial and Error やってきた事は反省すべきことだけじゃないはず 2020年 01月 15日

ベトナムにいると旧正月が明けるまで年を越した気にならない。 MOJAのノリです。 皆さん、2019年はどんなことができましたか? 私の息子は、単語をたくさん覚え、色々な表現ができるようになり、一人でトイレに行けるようになり、ストライダーにも上手に乗れるようになり、バナナもむけるようになり……いろんな事をこの一年やってきました。 そんなことを考えているとふと思った。 ▷ 年をとってからは「これをやった!できた!」とはあまり考えていない ▷ 年末は1年を振り返ってダメだったことを反省して、来年はどうする、と考えている もっと「これやったね!できたね!」と言ってやっても良いのではないだろうか。反省も必要だけど “今年の良かった点” に自分でハイライトをつけてやっても良いんじゃないだろうか。テレビでずっと悪いニュースばかり流れるのも気持ち上がらないしね。 ということで、2019年にやったこと、できたことを自分なりにまとめてみました。 — — — 【2019年できたこと (小峰視点) 】 ●安定感のあるメンバーが揃った 2018年の終わり頃から社内リソースが不安定になり、定着もしづらくずっと採用活動をやっているような状態が続きました。制作・管理業務も通常通りあるため、かなりバタバタの期間が9月頃まで。その状態が収束し、ようやく腰を据えて制作・管理の仕事に打ち込めるようになりました。 ただし、まだまだ予備スタッフを備えておけるほどではないので、抜けが起こった場合にも新メンバーへの引き継ぎが容易になるような仕組みを今のうちに作っておく必要があります。 ●会社の “モラル” をルール化し、メンバーで共有・運用できた 今までなぁなぁになっていた組織のルールを明確にして共有するとともに、実際に運用をして様子を見て、機能しづらければ改善するなどの業務を進めることができました。 良い意味でも悪い意味でも縛りの少なかった弊社ですが、次のステップへ進むためには必要最低限のルールを設けてスタッフ自身で判断して仕事が行えるような状態を整えていく必要があります。 ●期限の管理をほぼクラウドに移し、管理体制も整えた 各個人のメモなどでバラバラに管理していたモノをすべてSpreadsheetに落とし込み、関係者全員で管理・フォローし合えるようにしました。管理MTGも定期的に行うことで抜け漏れをなくし、先回りした対応も可能になりました。管理コストや単純なミスが減り、ストレス軽減、仕事効率アップしたように感じます。 ●各スタッフ・各ポジションの業務範囲を少し明確にできた 今まではそれぞれのスタッフの業務範囲が不明瞭で、管理と制作でのすれ違いが多く起こっていました。それらを整理・整頓し、具体的なポジションとして確立、業務範囲が見えやすくなったことでスタッフの自主的で積極的な行動が少しづつ増えてきました。ポジションと業務が明確になることで評価もしやすくなり、目標の設定もより具体的にできるようになりました。以降は評価システムの改善などへつなげる予定です。 ●業務内容を整理し、仕事の流れを視覚化した 社内での業務の流れをフローチャートのようなものに落とし込み、グラフィックデザインの技術を使ってひと目で解かるように整えました。特に総務や営業サポートなど、細かな業務が散らばっていたので、それらを全体的に俯瞰視できるようになったことで時間的コストが下げられました。 ●上司の持つノウハウをドキュメント化し、部下に共有した 今までは業務の中で自主的に覚えるしかなかった知識や技術をドキュメントに起こし、統一化して共有。管理者しか判断できなかった事をいちいち確認を入れること無く、各スタッフが判断できるようにすることで無駄なコミュニケーションが減り、管理者の負担を減らせました。 ●自社広報部を発足、運用した 全く手を付けられていなかった自社WEBサイトや、SNSアカウントを社内チームとして管理・運用する流れを作れた。まだ、流れができただけで量や質は少ないが、今後はそれらの改善も行っていく予定です。 ●管理者への業務集中を分散した 営業、制作、納品、請求……など、数案件においてすべてを管理者が行っていたため、手が回らず至るところで問題が発生してしまっていました。しかし、メンバーが揃い、彼らに任せられるようになったことで少し余裕ができ、その時間を使ってルールを作り、スタッフの仕事内容を明確にし、管理体制を整えたりしたことで、かなりの部分が改善されたように感じます。これにより今まで手の届かなかった自社プロジェクトも進められました。 【さいごに】 とは言うものの、手探りを続けているような状態なので、まだまだ安定には程遠く、作ったルールや体制も正しく機能していないものも多くあります。これからも作り続け、改善を続けていく必要があるでしょう。ただ、2019年に行った色々なことは必ず2020年でも僕らを支えてくれると信じています。 MOJAは “少数精鋭!” と言えるほど個人の知識や技術力が高いわけではなく、しかも小さな組織ですので、上司がただ部下に仕事を任せるではなく、部下が上司の仕事を奪いやすい環境を作り、全体としての力で勝負していけるような企業にします。 2020年もMOJAをよろしくお願い致します。 今年もさらに試行錯誤を重ねます……。 —– —– —– ロゴ制作、DTPデザイン、動画編集などデザイン全般や WEBサイトのことでお困りでしたらMOJAに相談! https://moja-vn.com/

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煮詰まったとき、スキマ時間にパラパラとめくる本
Trial and Error 煮詰まったとき、スキマ時間にパラパラとめくる本 2019年 12月 04日

こんにちは。 グラフィックデザインをやってきて、なんとかご飯を食べさせてもらっているノリです。 先月頭のお話ですが、友人の結婚式のために日本に数日帰っておりました。こうやって海外にいるのに読んでもらえるのは大変幸せなことです。久しぶりの日本滞在も楽しませていただきました。友人との飲み歩き、どこへ行っても美味しい日本のご飯。やはり一度は飲みたくなるストロング・ゼロなど ……すごくいい思いをしたはずなのにどこか、つねに憂いを感じる、そんな東京滞在でした。 さて、日本には豊富にあってベトナムには殆どないモノの一つ、日本語の書籍。日本に帰ったときは必ず数冊買って持ってきます。最近は電子版で買うことも多いですが、書籍のほうが見やすそうな本や、電子化されていないものはまだ紙で購入しています。特にデザインカタログみたいな本は手に持ってパラパラとめくりたい、と思ってしまうんですよね。今回もいくつか購入しました。 今回持ってきた本と今まで持っていた一部をあわせていくつかご紹介します。 実はこれが一番最後に買った本。空港の書店で購入しました。 プロの方が実際に作ったロゴが、どういう考えのもと作られたかを、それぞれのデザイン展開と合わせて各ロゴ4ページで紹介されています。なんやかんやと作るのが難しそうなロゴですが、案外ストレートな考えのもとに作られたものがあったりしてこちらの「思い切り」を助長してくれる気がします。作り方ではなく、考え方にフォーカスした本、という印象。 こちらの2冊は前から欲しかったもの。 ネット上で必要な情報が見られる時代とは言え、海外にいる限りは日本にいる人よりも日本のモノに触れる機会は少なくなります。そういうのがたまにすごく怖く感じる時があるのでこうやって、意識的に日本の成分を取り込んでいます。 この本は、デザインが「卵」の状態、つまりラフスケッチも一緒に見られる本です。雑誌とかにはたまに載ってたりしますね。その内容がコンパクトにされて沢山入った感じです。こちらも日本で活躍されているプロのデザイナーの方々の作品ですので非常に参考になります。この本の良いところは「いろんな種類のラフスケッチ」が見られるというところですね。鉛筆で沢山スケッチを描くタイプ、ソフトを使って作るタイプ、文字だけなんてのもあります。常にその方法でやっているわけではなく、案件によってラフスケッチをどう作るかを変えていたり…… 「普段自分がやっている方法じゃない方法で作ってみよう!」と思わせてくれますね。デザインの参考でもあり、ビジュアル的アプローチの方法集としても使えそうです。 最後に、かなり前に買った本を紹介。 これは完全にアイデアカタログです。ラフスケッチが大量に収録されています。デザインプロジェクトの開始時でもいいですし、案出しに困ったとき、スタッフとビジュアルでイメージを共有したり使い方は様々です。今思えばこういう本を買い始めたのはこの本からだったかな。特にレイアウトのを考えるときのスタートにちょうど良く、一番エネルギーのかかる部分の手伝いをしてくれるます。 以上です。 これらの本は、読めばデザインがうまくなるという本では決してないですが、何かと世話になる本です。人間、生きていれば、考えることに疲れてしまうこともありますよね。そんなときには一呼吸おきながらめくる本達の紹介でした〜。 (脳は考えているフリ、疲れたフリが超得意なので、それだけは注意してください) さて、今回はこの辺でおしまいです。 他のデザイナーの皆さんはどんな本を買ってるんでしょうか。 また機会があれば共有できればありがたいです。 これからも良いものを、楽しく作るために、日々、試行錯誤。 の —– —– —– ロゴ制作、DTPデザイン、動画編集などデザイン全般や WEBサイトのことでお困りでしたらMOJAに相談! https://moja-vn.com/

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ベトナムの色々を視覚的に見やすくする
Trial and Error ベトナムの色々を視覚的に見やすくする 2019年 11月 13日

どうも。 デザイン会社MOJAのCOO、ノリです。 ベトナムでの仕事上ちょいちょい使うけど、毎日使うもんじゃないから忘れてしまうベトナムの事務処理のルールについて、何度も調べ、聞き直すのが面倒になったので、こういうのを作ってみたんだけど、どうでしょう? 【レッドインボイス・契約書・支払い方法と金額の関係図】 【ワークパーミット&レジデンスカード取得の流れ】 ほんと、細かい部分はすぐ忘れてしまうんですよねー。 しかも、今WEB上にあるものって文章で書かれてることが多いから読むのも面倒ですし……。 自分たちの備忘録として残しておきます。 他にも何か題材があれば作りますよ〜。 もう少し飾り気も加えてデザイン会社らしくしていきたいところではある。 これからも「デザインで世の中をもっとわかりやすく」するために 試行錯誤を繰り返していきます。 の

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社名の由来はなんですか?
Trial and Error 社名の由来はなんですか? 2019年 10月 16日

「社名の由来ってなんですか?」 そう聞かれると私はこう答えます。 「私の髪の毛です」 こんにちは。弊社のマスコットキャラクターNoriです。 突然ですが、あなたの会社の名前の由来はなんでしょうか? 色々あれど、それが決まるまでの物語っていうのに触れることは少ないかもしれません。なので、今日は弊社の名前が決まるまでのストーリーをお話しようと思います。 ▶会社名を変更しました もともとは、MOJAという会社名ではなくZacmoという会社で、モトオと数名のベトナム人スタッフでWEBサイト制作・運用などを小さく行う企業でした。そこにコミネが参加することでデザイン分野を強化し、会社として大きく舵取りを変更するため心機一転、名前を変更しよう、となったわけですね。 (Zacmoのロゴ) Zacmoができるまでの物語もありますが、それはまた別のお話……… これ言ってみたかったのよ(笑) ▶あまりに軽すぎた返答 二人有限会社となり、経営のモトオを代表として再始動することが決まり、新たな旗のもとに活動して行くことは決まりました。まずは二人で名前を決めます。キーワードは「シンプルで覚えやすい名前/モトオ・コミネに関係する何か」。 恥ずかしながら、当時自分ひとりで会社やる予定だったのでその時すでに社名決めてたんですよ。それが “MOJA” だったんです。で、「2人でやるならあまりふさわしくないけど、MOJAってどうですか」ってダメ元で聞いてみました。 「Noriの好きなようにしていいよ」 はい。え? ちょっとお待ち下さい。それはあまりにすんなり決まりすぎてむしろ怖いので色々考えさせてください。 ということで新しく名前を考えていくことになりました。 ▶思考の渦の先には 単純なロジックで名前を考えていきますが、ひたすらしっくり来ない。 今見ると結構恥ずかしいものもあるな……。 こうして、先の見えないまま考え続けるのに疲れた頃……。 くるーーーーーwww ここまで色々考えてきましたがやっぱりしっくり来た! これも遠回りして色々考えたから得られた気持ちかもしれません。 今思うとなんか変にカッコつけたりふざけ過ぎたりした名前にしなくてよかった! ……え?ふざけてますか? ▶コンセプト 企業として働く上で軸がずれちゃいかんということで、コンセプトも決めます。 おやおや、早速後付ですね。 おっ!なんかそれっぽい!ぽいけど、それでいいのか!? ちょwww 真面目にやれwww コンセプトについては後日しっかりとブレストを行い。 「笑顔の創造 ~ ベトナムのムードメーカー ~」 に決まりました。ほっ……。 ▶ロゴ制作 ここからロゴを考えていきます。 最初なんで、あんまりキャラ付けしすぎず、シンプルに、がテーマです。 実はロゴも前からちょっと作っていました(笑) だいぶ乱暴だなぁ……。 あまりにも雑すぎたので新しく考えます。 シンプルに2人の特徴を組み合わせたモノ……。 「試験的にモトオのMとノリのNが同時に見えるようにした」 これがモトオさんにもハマりました。 というわけでこの方向でもう少しビジュアルを詰めてまいります。 今度はITっぽく、硬すぎず…… もうほぼほぼ今のロゴですね! これをもうあとほんの少し吟味してみます。 サブタイトルなんかついてたんだな〜。 でもこれは却下となり出来上がったのがみなさんもよく知るこちら。 …

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意識的に “発表の場” を持つ
Trial and Error 意識的に “発表の場” を持つ 2019年 09月 11日

最近、色々と教える側に立つことも多くなってきた。主にはデザイン、音楽、コミュニケーション方法など……。自分ではどれもすごくできる方ではないと思っているが、基礎的な部分のお手伝いくらいならなんとか自分でも役に立てると思っている。 年齢、立場的にそういう時期に差し掛かってきており、必要となってきたので教えているということもあるが、最近は意識的に教えることを取り入れている事が多い。 デザイン教室もその1つ。 デザインというものには正解がなく、一見掴みどころがないように見えますが、要点さえ押さえれば迷子になることも少なくなる。その “要点” の見つけ方が自分の中である程度まとめられたのも教えることを始めてからでした。 完全な初心者はやはりある程度教えてもらったほうが良いと思いますが、中堅どころで「もっと成長したい!」と感じている人は教えることを意識的に行ったほうが良いと最近は感じます。”教える” と書いてはいるものの、実際は勉強したこと、まとめたこと、仮説などの “発表” だと僕は思います。(このブログもそんな場所にしたいなと思う) このスタンスで、今日も「僕が思う素晴らしいこと」を、可能な限り素早く、深く伝わる発表を目指して日々、試行錯誤。

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