「社名の由来ってなんですか?」
そう聞かれると私はこう答えます。
「私の髪の毛です」
こんにちは。弊社のマスコットキャラクターNoriです。
突然ですが、あなたの会社の名前の由来はなんでしょうか?
色々あれど、それが決まるまでの物語っていうのに触れることは少ないかもしれません。なので、今日は弊社の名前が決まるまでのストーリーをお話しようと思います。
▶会社名を変更しました
もともとは、MOJAという会社名ではなくZacmoという会社で、モトオと数名のベトナム人スタッフでWEBサイト制作・運用などを小さく行う企業でした。そこにコミネが参加することでデザイン分野を強化し、会社として大きく舵取りを変更するため心機一転、名前を変更しよう、となったわけですね。
(Zacmoのロゴ)
Zacmoができるまでの物語もありますが、それはまた別のお話………
これ言ってみたかったのよ(笑)
▶あまりに軽すぎた返答
二人有限会社となり、経営のモトオを代表として再始動することが決まり、新たな旗のもとに活動して行くことは決まりました。まずは二人で名前を決めます。キーワードは「シンプルで覚えやすい名前/モトオ・コミネに関係する何か」。
恥ずかしながら、当時自分ひとりで会社やる予定だったのでその時すでに社名決めてたんですよ。それが “MOJA” だったんです。で、「2人でやるならあまりふさわしくないけど、MOJAってどうですか」ってダメ元で聞いてみました。
「Noriの好きなようにしていいよ」
はい。え?
ちょっとお待ち下さい。それはあまりにすんなり決まりすぎてむしろ怖いので色々考えさせてください。
ということで新しく名前を考えていくことになりました。
▶思考の渦の先には
単純なロジックで名前を考えていきますが、ひたすらしっくり来ない。
今見ると結構恥ずかしいものもあるな……。
こうして、先の見えないまま考え続けるのに疲れた頃……。
くるーーーーーwww
ここまで色々考えてきましたがやっぱりしっくり来た!
これも遠回りして色々考えたから得られた気持ちかもしれません。
今思うとなんか変にカッコつけたりふざけ過ぎたりした名前にしなくてよかった!
……え?ふざけてますか?
▶コンセプト
企業として働く上で軸がずれちゃいかんということで、コンセプトも決めます。
おやおや、早速後付ですね。
おっ!なんかそれっぽい!ぽいけど、それでいいのか!?
ちょwww 真面目にやれwww
コンセプトについては後日しっかりとブレストを行い。
「笑顔の創造 ~ ベトナムのムードメーカー ~」
に決まりました。ほっ……。
▶ロゴ制作
ここからロゴを考えていきます。
最初なんで、あんまりキャラ付けしすぎず、シンプルに、がテーマです。
実はロゴも前からちょっと作っていました(笑)
だいぶ乱暴だなぁ……。
あまりにも雑すぎたので新しく考えます。
シンプルに2人の特徴を組み合わせたモノ……。
「試験的にモトオのMとノリのNが同時に見えるようにした」
これがモトオさんにもハマりました。
というわけでこの方向でもう少しビジュアルを詰めてまいります。
今度はITっぽく、硬すぎず……
もうほぼほぼ今のロゴですね!
これをもうあとほんの少し吟味してみます。
サブタイトルなんかついてたんだな〜。
でもこれは却下となり出来上がったのがみなさんもよく知るこちら。
と、こんな流れでMOJAが出来上がったわけですね。
ちなみにオレンジの部分はZacmoのオレンジを引き継いでいます。
Nにオレンジ部分を足すとMになる。
今思うとNoriにMotooがJoinした、みたいになってるな……(汗)
▶最後に
おや、終わろうとしてますね。
実はまだ「本当の由来」を語ってない(笑)
髪の毛がもじゃもじゃだから “MOJA”
は間違ってないんですが “なぜ社名にしようと思ったか”
髪の毛を伸ばしだして気づいたのですが、この髪型でいるだけで人が笑ってくれるんですよ。
ベトナム、日本、中国、カンボジア、インド……色んな国へ行っても一緒でした。
(空港の荷物検査で「あなた!その頭に何か入れてないか!?」って言ってきた人もいましたが……)
僕は、両親にもらったこのコンプレックスの塊が人を笑顔にできることに初めて気づきました。
バカにされて、からかわれているだけかもしれないけど、それは確かに笑顔を創っている。
そんな僕の嫌な思い出も、いい思い出も全て詰め込んで “みんなを笑顔にできる髪の毛” のような会社にしたい、という意味を込めて “MOJA” にしました。
以上がMOJAができるまでの試行錯誤の前日譚でございました。
あなたが所属している会社の名前の由来、できるまでのストーリーはご存知ですか?
その裏にはとんでもなく面白い物語が眠っているかもしれません。
てなわけで、今後とも我々MOJAをよろしくお願いいたします。
はてさて……このときの発言は現実のものになっているんでしょうか。
これからも手探りの試行錯誤は続きます。
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