みなさんこんにちは。
ベトナムはホーチミンにある
日系クリエイティブエージェンシー
MOJAです。
前々回掲載した漫画特集ですが
「タイトルが悪い」「我が出すぎ」と厳しくも愛の溢れるコメントいただきまして
色々調整を重ねて行こうと思ってる次第でございます。
文章に自信がありませんので、すごくうれしかったです。
ありがとうございます。
そして、
「なぜかビュー数が多いから、趣味でもう一回行っとこうぜ!」という事になりました。
調子に乗って、今度はアニメ特集をさせていただきます。
■アニメ映画はまさにアートです。
1.ほしのこえ(2002)
今話題の「君の名は」の新海誠監督の処女作品です。
この作品はほぼ自主製作で制作されたのにもかかわらず、
25分もあり(アニメで言うとめちゃくちゃ大変です。)
そのストーリーと出来から当時すごく話題になりました。
国際アニメフェア21の公募部門優秀賞をとり
新海さんの人生はがらりと変わった作品です。
後にも先にも、この雰囲気で作品を作ってるのは新海誠監督しかいません。
(高橋)
2.さかさまのパテマ(2013)
重力の向きが違う世界の人々の物語。
アイディアがとても面白く、見ているとこんがらがりそうになるのも楽しいです。
3Dなどコンピューターグラフィクスをふんだんに取り入れており、
美しく臨場感のある世界観は新海誠作品を思わせます。
洋画「UP SIDE DOWN」と同じ発想なのでどちらかが盗作なのでは?
と話題にもなっちゃいましたが、どちらも楽しめるそうです。
真相は不明です。
難しい映画ではないので、気軽に楽しめる素晴らしい作品です。
(小峰)
3.うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984)
攻殻機動隊などの監督で知られる、押井守監督の初期作品です。
アニメ映画なのにも関わらず、当時の雑誌『キネマ旬報』で
読者選出に選ばれるなど、評価がすごく高かったそうです。
実際うる星やつらをそこまで知らなくても、1を見ていなくても、
そんなことは関係なく、すごくワクワクする展開に引き込まれます。
これぞまさに伝説的作品です。ぜひぜひご覧ください。
(高橋)
4.マインド・ゲーム(2004)
「コミック・アレ」で連載していたロビン西先生の同名漫画を映画化した、
声優陣がほとんど吉本工業の芸人というところも話題になった作品です。
アニメスタジオで世界からも評価が高い、湯浅政明監督がSTUDIO 4℃で制作しています。
そんなことどうでもいいくらいに、絵の力とストーリーのハチャメチャな感じがあり
今見ても全然古くなく、すがすがしいくらいアートフル作品です。
漫画も同じ雰囲気ですがストーリーが少し違いますので、そちらもおすすめです。
(高橋)
5.デッドリーブス(2004)
イラストレーター・今井トゥーンズ原作のアニメ作品です。
アメコミのようなスピート感と迫力で、ドタバタとキャラクターが画面を駆け巡るアクションアニメです。
アニメ作品で言うと、昔なら『フリクリ』、
最近(?)なら『パンディー&ストッキングwithガーターベルト』が印象が近い作品です。
『キルラキル』も雰囲気的には似ているがあれは日本の古きよ……(略
小峰がはじめてみたのは20歳前後でしが、当時の専門学校の同級生も好きでした。
能力を持ったキャラクターたちがただ暴れまわる作品は
意外と大好きなので印象に深く残っています。
キャラクターデザインも当時は新しくすごく魅力的でした。
こういうキャラクター作りたいって思いました。
影が一段回しかないので、普通のアニメだとすごくチープに見えることがおおいのだけど、
影そのものの入れ方や演出でそれを感じさせません。
魅力あふれるキャラクターの言動、目がチカチカしそうな色使いにも
終始目が離せない作品です。
(小峰)
【番外編】ファンタスティック・プラネット
バンドデシネで有名なフランスのカルトアニメ作品です。
奇妙な巨大生物の描写など、
宮崎駿の漫画・アニメ『風の谷のナウシカ』に影響を与えたと言われている、
フランスとチェコスロヴァキアの合作のアートアニメ作品です。
ただ、フランスが与えた影響は日本のアニメ・漫画文化にはすごく大きいので
この作品からもすごいエネルギーを感じるはずです。
わたしも学生時代見たのですが、独特すぎる世界観と色彩に完全にやられてしまいました。
ぜひご覧くださいませ。
■いかがでしたか?
最後はフランスのアニメで絞めちゃいましたが、日本のアニメはとても完成度が高く、
世界に通用するコンテンツとして今でもすごく人気です。
こちらのベトナムでもジャパニメーションのスーパーフラットは力があり、
幅広い年齢層の方々に愛されていますので、日本人としては誇らしいですね。
MOJAはクリエイティブエージェンシーとして、
これからもこういった商業芸術を注目しつつ、
自社でも色々なものを制作していきたいと思っております。
読んでいただいてありがとうございました。
またお願いします。
ぜひお問合せはお気軽にお願いいたします!
これからもMOJAをよろしくお願いいたします。