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煮詰まったとき、スキマ時間にパラパラとめくる本

2019年 12月 04日 試行錯誤

こんにちは。

グラフィックデザインをやってきて、なんとかご飯を食べさせてもらっているノリです。

先月頭のお話ですが、友人の結婚式のために日本に数日帰っておりました。こうやって海外にいるのに読んでもらえるのは大変幸せなことです。久しぶりの日本滞在も楽しませていただきました。友人との飲み歩き、どこへ行っても美味しい日本のご飯。やはり一度は飲みたくなるストロング・ゼロなど
……すごくいい思いをしたはずなのにどこか、つねに憂いを感じる、そんな東京滞在でした。

さて、日本には豊富にあってベトナムには殆どないモノの一つ、日本語の書籍。日本に帰ったときは必ず数冊買って持ってきます。最近は電子版で買うことも多いですが、書籍のほうが見やすそうな本や、電子化されていないものはまだ紙で購入しています。特にデザインカタログみたいな本は手に持ってパラパラとめくりたい、と思ってしまうんですよね。今回もいくつか購入しました。

今回持ってきた本と今まで持っていた一部をあわせていくつかご紹介します。

実はこれが一番最後に買った本。空港の書店で購入しました。
プロの方が実際に作ったロゴが、どういう考えのもと作られたかを、それぞれのデザイン展開と合わせて各ロゴ4ページで紹介されています。なんやかんやと作るのが難しそうなロゴですが、案外ストレートな考えのもとに作られたものがあったりしてこちらの「思い切り」を助長してくれる気がします。作り方ではなく、考え方にフォーカスした本、という印象。

こちらの2冊は前から欲しかったもの。
ネット上で必要な情報が見られる時代とは言え、海外にいる限りは日本にいる人よりも日本のモノに触れる機会は少なくなります。そういうのがたまにすごく怖く感じる時があるのでこうやって、意識的に日本の成分を取り込んでいます。

この本は、デザインが「卵」の状態、つまりラフスケッチも一緒に見られる本です。雑誌とかにはたまに載ってたりしますね。その内容がコンパクトにされて沢山入った感じです。こちらも日本で活躍されているプロのデザイナーの方々の作品ですので非常に参考になります。この本の良いところは「いろんな種類のラフスケッチ」が見られるというところですね。鉛筆で沢山スケッチを描くタイプ、ソフトを使って作るタイプ、文字だけなんてのもあります。常にその方法でやっているわけではなく、案件によってラフスケッチをどう作るかを変えていたり…… 「普段自分がやっている方法じゃない方法で作ってみよう!」と思わせてくれますね。デザインの参考でもあり、ビジュアル的アプローチの方法集としても使えそうです。

最後に、かなり前に買った本を紹介。
これは完全にアイデアカタログです。ラフスケッチが大量に収録されています。デザインプロジェクトの開始時でもいいですし、案出しに困ったとき、スタッフとビジュアルでイメージを共有したり使い方は様々です。今思えばこういう本を買い始めたのはこの本からだったかな。特にレイアウトのを考えるときのスタートにちょうど良く、一番エネルギーのかかる部分の手伝いをしてくれるます。

以上です。

これらの本は、読めばデザインがうまくなるという本では決してないですが、何かと世話になる本です。人間、生きていれば、考えることに疲れてしまうこともありますよね。そんなときには一呼吸おきながらめくる本達の紹介でした〜。
(脳は考えているフリ、疲れたフリが超得意なので、それだけは注意してください)

さて、今回はこの辺でおしまいです。
他のデザイナーの皆さんはどんな本を買ってるんでしょうか。
また機会があれば共有できればありがたいです。

これからも良いものを、楽しく作るために、日々、試行錯誤。

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