string(4) "post"

困ったら整理整頓

2020年 06月 17日 試行錯誤

ベトナムは、隔離だの営業停止命令だの、新型コロナによる騒動が通常生活の一面としては収まってきつつありますが、実際の影響はまだまだ濃く、今後も長引いていきそうです。アフターコロナ、と言われているように、新型コロナがない世界線とは全く違った道へと進んでいくのですね。僕らは変わっていかないといけない。

— — —

さて、MOJAのノリです。
歳を重ねると月日がすぎるのが早いですね。ついこの間年が明けたと思ったらもう2020年も半分が過ぎようとしていますね。子供の頃は1年は果てしない時間のように感じていたのに。これも我々の脳が新しい情報、他愛もない情報などを自動的に仕分け、経験した情報をどんどん他愛もない情報に割り振っていっているからでしょう。大した整理能力ですよね。

今日はそんな整理整頓の話を少し。

グラフィックデザインのような仕事をしていると、お客さんが完成形の想定をもっていない場合が結構多いです。その場合、我々が1つの「解」を導き出すお手伝いをさせていただくことになります。

様々な問題の「解」を導くためには、情報を集めその対象の俯瞰視することが重要だと考えいます。どういう商品なのか、どういう会社なのか、どんな従業員が働いているのか……など、様々な角度からの情報を集めます。それで得た大量の情報を、解を導くために整理整頓するのです。

– 似たものは集めて分類分け
– 中でも重要なものは選別しておく
– 使ってない部分「たまに」程度のものは思い切って捨てる

そうして余計なものがなくなり、整理された情報を様々な角度から観察すると、その対象の本質が見えてきます。それをどういう絵に落とし込むかが我々の仕事です。

この整理整頓、グラフィックデザインの業務だけでなく、様々な場面で力を発揮します。乱雑に散らかった情報をまとめ整理し、きれいな流れを作ることで仕事・生活が滞りなく流れる、なんと気持ちの良い風景でしょう。

情報の整理整頓効果はこれだけではありません。一見何の問題もなさそうな物事の問題点を発見することにも使えます。これって実はすごいことで革新を起こすきっかけを見つけるってことです。

けれど、言うがやすし、実際にやってみると本質を見抜くことも、問題を見つけることもそう簡単ではありません。それらに気付くためにの、様々な分野の知識や経験をすること忘れずに。

今日もより良い生活を求めて、試行錯誤。